水原とほる

小説【感想】百千万劫に愛を誓う 水原とほる


小説【感想】百千万劫に愛を誓う 水原とほる キャラ文庫 648円

 

 

あらすじ—

同じ施設で育った幼馴染みが、凛々しい僧侶になっていた!?美貌と才覚を武器に悪辣な金貸し業を営む幸男。ある日、偶然再会したのは僧侶の佳純だ。幼い頃と変わらぬ純粋な優しさで接してくる佳純に、幸男は心癒されていく。―俺と同じ辛い境遇だったはずなのに、なぜおまえだけがそんなに無垢なんだ!?佳純に安らぎを覚える一方、自分と同じ泥沼に堕としたいという昏い欲望にかられ!?

 

感想—

僧侶とか坊主とか萌える属性ではないのです。
ならなぜこの本を買ったのかと言われれば、水原とほる先生の痛い本が大好きで、またあの痛い本に出合わないかなと期待しつつ毎回水原先生の本を買ってしまうのです。

なので、あらすじやら書影やらまず確認せずに購入してしまっています。

届いた本を読む順に並べる時にまず期待が高い本を後回しにする癖があるんですが、この本は3冊目ぐらいに位置してしまい、まず「坊主」という時点で上の位置に決定付けられてしまったのですよ(酷い)

それがですね、読み始めて30分もしたらグイグイ引き込まれちゃって止まらなくなってしまいました。

結果、面白くて途中休憩もせずに3時間で読み切りました

あらすじにあるように、同じ施設で同じ境遇だった佳純が、引き取られた先に暖かく育てられそれを妬んだ幸男がという流れではないですね。

なぜか強く佳純に惹かれ会いたくなり探し、自分とは違う佳純を見て少しは妬む部分もあったと思います。
しかし、佳純の優しさに触れ次第に人を愛する事、ずっと施設に居た時から佳純は特別な存在だった事を幸男は感じて行ったんだと思います。

ただ幸男の持つ暗さというか。黒い部分というか。底知れないというか。
闇を持つ幸男が怖いです。

自分の魅力を知りつくし、最大限に利用し、そして自分の思うように動かしていく。

そんな中で義父と義母が殺された事件に関する事で疑惑を持つ刑事が。
お互いが利用し合う立場で居たヤクザの幹部が。

少しずつ綻んで行く。

でも最後まで幸男の思う通りになってしまうのがまたほの暗い。
そんな幸男を知りつつも、知らないふりをする佳純もまたほの暗い。

おススメです。。。

 

 

 

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