遠野春日

小説【感想】ほろ苦くほの甘く 遠野春日


小説【感想】ほろ苦くほの甘く 遠野春日 576円 ルチル文庫

 

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あらすじ—

大手商社に勤める綿貫充彦は、関西から単身赴任で異動してきた須藤斎課長に好感を抱いていた。有能で女子社員からも人気のある須藤だが、部下の肉食系女子社員・小峰から強引なアプローチを掛けられて困っているところを、偶然居合わせた綿貫が助けて以来、二人の距離はぐっと近くなり!? 書き下ろしでお贈りするビタースウィートな大人の純愛!!

 

感想—

すごくしっとりしたお話しでリアリティあるっていうのかなぁ

充彦は清楚なとても須藤を信頼し片思いでも良いからとずっと想いを寄せていたのだけど、小峰の猛烈アプローチを助けてから急接近。須藤は充彦の良さを理解し、同僚よりも近い存在、もう親友と言っても過言ではないぐらいの存在になって行ったけれども充彦からすれば嬉しい反面、苦しい片思いで心溢れる状態だったと思う。

小峰が仕掛けてきた度を過ぎるアプローチのせいで、須藤は会社でもプライベートでも追い詰められていく。
それを知る充彦は須藤を元気付ようと支えているのですが、きっと須藤は甘え過ぎた。
そして充彦も、元気付ようとするならば告白はするべきではなかった。逆に須藤を追い詰め拠り所にしていた充彦まで失ってしまった状態になってしまいました。

そこからが大人げないというか・・。
冷静沈着なイメージの須藤は実はあまり頓着しない性格で仕事はキッチリするけれどプライベートではダメダメな感じがしました。全てを棄てて転勤してしまうのですよ。充彦の心は置いて。
そこでお互いが話し合えばまた違うのだろうけど、須藤はまだ社内の事でも充彦の事でもまだ冷静になり切れず逃げるようにして転勤してしまった為、充彦の心が置いてきぼり。
好きな気持ちのまま、逃げるように居なくなった須藤をずっと諦めきれずとうとうソッチ系のバーで出会った男の人と関係を持つ。その男がまたいい男で!!!!

なんか逃げるように転勤した須藤に好感が持てず、そこに現れた男が好感度抜群だったので分かってはいるものの当て馬的な存在のその男の人とくっついて幸せになって欲しいよと思ってしまいました。
ご都合主義みたいとレビューで見たけども、その男(竹本)が黙って去って行くシーンでは涙がほろり。

実際、須藤に対するイメージは良くはないと思う。
逃げたくせに、他の男と一緒にいる充彦を見て惜しくなったみたいなイメージも持てるしね。
でも・・・男に告白されたら逃げるまではいかなくても見る目は変わるだろうし、現実的に受け入れられないと思うのであれば多少ギクシャクしてしまうのは仕方ないのかなって思いました。
そこから、元の友達のように戻れる努力をしなかったのが悪い印象だけど。

あと、あいつ!!小峰!!!
居るのよ実際こういうのが。無駄に顔が広くて女同志の中でも力関係が強くて何かがあって小峰が悪いのは分かりきってるってなっても誰もそれを言わない。陰では言うけど結局お咎め無しみたいなの。
こいつがピリリと辛い部分を話に出て来て、当て馬の竹本が甘く配分されていて、凄く上手い話だなって思いました。

でも須藤と充彦のカップルは上手く行かないと思う。

 

 

 

 

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