淡路 水

小説【感想】蠢く淫花 淡路水


小説【感想】蠢く淫花 淡路水 670円 ガッシュ文庫

 

あらすじ—

大正初期、小宮志乃は横浜の名家「逢坂家」へ奉公に出ることに。
そこで一人の青年と出会う。彼は逢坂家の次男・匡喜。
優しく男らしい匡喜に惹かれていく志乃だったが、ある時逢坂家の忌まわしい秘密を知ってしまう。
それは匡喜がご神木(ノウゼンカズラ)の依り代――物の怪憑きであるということ。
人間の「精」を搾取しなければ生き延びられず、
物の怪に意識を支配された匡喜の異形の姿に志乃は怯えるが、伸びる無数の触手で蹂躙されてしまい…!?

 

感想—

触手ですよ!!
わぁ~久しぶりの触手!!!

そして時代背景が着物と洋装の境目だったのですが、イラストで志乃の下着が褌だったので洋装の逢坂家二人の下着は褌ではないよね?洋装で褌だったらスラックスが酷い形になるもんね?とか思わず「下着 歴史 男性」で検索してしまいました。
一生懸命検索したけど、褌の後はブリーフっぽいです。

さて、感想ですけども志乃は生贄のような存在として雇われたんだろうなっていうのはほぼ最初の方からわかります。
裸にされて健康状態チェックされたり・・・なんだか長男の儀英がキモイ。
かなりのイケメンらしいのだけど、無表情&ほぼ素っ気ない態度。

対する匡喜は整った容姿ではあるものの、儀英よりはイケメンではないらしい。でも優し気な雰囲気で志乃の孤独な気持ちを鷲掴み。
ほぼ一目惚れで匡喜を好きになり、立ち入り禁止の山に会いに行き、健気にも姿を見せない匡喜を心配して山を訪ねたり。
意外と健気受けです。

ノウゼンカズラの木の物の怪に憑りつかれた二人ですが、兄弟で役割があって兄が匂いで人を調達し弟が物の怪本体に憑りつかれ人間の生気を吸うという役割です。
兄の方も憑りつかれてるとは思わなかった。兄は兄なりに苦労してきたと思う。でも欲が勝ったんだろうなぁ。
兄ならば、弟の事を考えて欲しかったわ。
そして女を準備するシーンはあまりよろしくない。

ノウゼンカズラが原因ならば、腐らせるなり燃やすなり・・・と思ったら燃やしたww
最後兄は子供の頃に記憶が戻ってしまったけれど、それはそれで幸せなんだろうなって思う。辛い時間は忘れていられるのだから。
でも匡喜は自分の体を使って人を殺して来た経緯があるから辛い。
それを背負っていくのは優しい匡喜の性格だからこそ辛いのだろうけど、志乃の優しさで癒されて二人生きていくんだろうなって思えました。

うん。面白かった♥

 

 

 

 

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