水原とほる

小説【感想】禍と一つ屋根の下で 水原とほる


小説【感想】禍と一つ屋根の下で 水原とほる 670円 ガッシュ文庫

 

あらすじ—

恋人に突然別れを告げられ、命を絶とうとしていた怪奇作家の了則は、
淫靡で邪悪な物の怪の禍に助けられて契約を交わした――。
それから禍は、この家に棲みつく代わりに了則の精を吸いとっている。
美貌の禍は本来、人の肉を喰らう化け物だ。
なのに人のような情や温もりに了則は癒されていく……。
けれどもこれは捕食行為で愛情ではない。
分かっていながらも惹かれる心は止められず――。

 

感想—

あらすじのような、おどろおどろしい感じではないです。
禍や、雪女の小吹雪は優しい妖怪で何も考えていないような小吹雪も細々とした部分で優しさを感じます。

自殺をしようと思っていた了則は禍に助けられたようなもの。
了則は契約であってこちらも欲求の解消程度と言うが禍の優しさを知っている。

高校の時の同級生が現れて了則にプロポーズしてから禍が動き出すまで長いかな。

禍の半分は人間の心で出来ているのだと思う。
愛した人を自分の体の中に取り込んで、物の怪ではなく半分は人間。
人間臭い禍の原点を知った時にはやるせない気持ちになりました。

それでも徐々に人間となって生きていく姿が見えてくるの良い。

いつも・・・水原先生の新作に痛さを求めてしまう癖があるんだけど、最近はずっと優しいお話しが多いなって気がします。

 

 

 

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