今日はおうちのお話ではなく、死にかけた話をフォロワーさんの真似をして書いてみました。
痛い!!
そう思った時に、それはどのくらいの痛みか?
病院へ行かなくちゃいけない程度の痛みのラインがわかりません。
救急車!!と叫んでもいいのか?と冷静な部分もあったり。
もし救急車を呼んで、救急隊員が来た時に痛みが治ったら?
そう考えると「とりあえず我慢」
怪我なら程度はわかるんですが(火傷の時も少し放置して悪化した)内部の痛みはどの程度か聞かれると

とりあえず大丈夫です(大丈夫と言ってしまう日本人)
妊娠9ヶ月。
それは起こったのです。
朝から針をチクチク刺される感じが続いていた。

痛い…でもまだ8ヶ月。出血も無い。大丈夫…チクチクだし。そのうち治る。
お昼になっても治らない痛み。

おかしい…でもチクチクだしなぁ…
そんな軽く考えていた私を嘲笑うかのように午後から激痛が走ります。

なんかお腹が張る!!痛い!!ちょっと!お腹の中で蹴らないで!痛み増すし!!
冷や汗が出始めます。しかし家の中は私1人。中1双子の息子達はまだ学校から帰宅していません。

せめて…双子が帰宅してから病院…双子に連絡するか…いやでも学校に連絡するべきなのか?
実家が頼れないちょこ(姉と父しかいない。そもそも2人とも仕事中)

うぅ…ヤバイかも?でもまだ救急車呼ぶ程では無い気がする。旦那氏にとりあえず連絡しとこうかな。
痛みが増してから2時間以上経過して旦那氏にメール。

痛い…。でも病院午前しか診察してない。どうしたらいい?

俺、一旦帰るわ。
帰宅した旦那氏、私の様子を見て青ざめる。

病院連れて行くから!双子はあんた病院連れてった後に俺がアパート戻るし!

まだ痛みは大丈夫な気がする(朦朧としてる)

ちょっと様子がおかしいって!!
慌てて病院へ駆けつける私と旦那氏。
産婦人科へ到着するなり用意される車椅子。

え?大丈夫。歩けます…

大丈夫じゃない!!(旦那氏とハモる看護師)
緊急にエコー診察した結果…
急に呼び出された担当医に告げられます。

あの…ちょこさん?いつから痛みがあったんですか?(緊張感漂う)

午前中からチクチクと…

以前言いましたよね?子宮が内臓膜と癒着してるって。

はい…

癒着してるのが剥がれかけて内部出血してます!!

え…

手術室、予約しましたから明日の朝1番で帝王切開します!今日は動かないで下さい!状況を見て緊急オペになりますから。とにかく今日は動かないで下さい!どうして早く来なかったんですか??

いえ…我慢出来る痛みでしたし、今までもチクチク程度の痛みはあったので…それの延長かなぁ〜と…。どうしようかな〜と思ったんですけど旦那氏が慌てて…

慌てますよ!そのまま動いていたら最悪赤ちゃんもちょこさんも死んでましたよ??(結構強く怒られた)

え…死ぬほどの痛みでは…

顔色真っ白じゃない!
そうか…死ぬほどの痛みってこのくらいなのか…
その時思いました。私はきっと痛みを堪えて静かに死んで行く人間なんだなぁと。
その予想は裏切らず、その数年後の私は夜中に痛みでう〜う〜唸っていて旦那氏が不思議に思い起きたら私はその瞬間吐血したという出来事が。
翌日、局部麻酔で帝王切開をし無事に三男が生まれましたが麻酔が体に合わずゲロゲロになっている私とは裏腹に赤子とは思えない盛大な大声で三男は産まれ医者も看護師にも笑われた事は一生忘れないでしょう。
そして旦那氏の両親が亡くなった旦那氏の姉の遺影を持って待合室にいた事も忘れないでしょう……。
内部に溜まった血液を管で抜き、麻酔を体から全部抜く為に24時間点滴2ヶ月入院し、ほぼベッドから起きれない私の代わりに三男は元気にスクスクと看護師達に育てられたのであった。
ブログ村、微妙にやる気に繋がっているので是非ポチして下さ〜い
コメント