よく見かける

セキスイハイムと一条工務店で迷ってる
という書き込み。
そもそも、この2つで迷うのが間違いだという事を迷った私がまとめてみた。
さらに迷っても私は責任取れません〜
何故この2つで迷うのか
どちらも暖かいというイメージが強いからだと思います。
総合住宅展示場では、セキスイハイムと一条工務店はほとんどの所で一緒にあると思います。
悩むところをピンポイントで比べてみました。
暖房関係
セキスイハイム
ウォームファクトリー(暖房のみ)
床下に設置した放熱器にヒートポンプで暖めたお湯を通水し、床下から暖める暖房器具です。送風機能はなく、温度差による自然対流で昇温するので、すぐには暖かくなりません。
しかし、床下に設置されている為、万一の故障の場合には床下からの修理なので簡単に出来ます。
私達ちょこ家では、ウォームファクトリーの導入を勧められました。外壁材が温まるまで時間がかかるので、冬は寒くなる前にウォームファクトリーを付けて春まで切らないとの事。
新製品パルフェnbjは新ウォームファクトリーと見積もりに記載されていましたが、オフィシャル見ても何も書かれていません。「新」ってなんだ??
床下に設置してある高性能フィルター付きエアコンです。
基礎の中を空調管理するので鉄骨の弱点を補えると思いますが、エアコンですので家が大きければ大きいほど、設置する台数が多くなります。(電気代高い)
一条工務店
通常、床暖房といえばリビングのみが多いと思います。
一条工務店は玄関からトイレ、洗面所に至るまで全て床暖房が入っています。入っていないのはクローゼット等の収納部分。
魔法瓶のような構造で床暖房のみで家中の暖房が賄えます。しかし故障時には床材を剥がしての修理が必要。(今まで床材剥がしての修理はした事はないと言われましたが)
サッシ
セキスイハイム
一般的なシングルアルミサッシの約2.8倍※という高い断熱性能を誇ります。
一条工務店
トリプル樹脂サッシ(防犯付き)
遮熱・断熱に優れた金属膜を表面にコーティングした「Low-Eガラス」
断熱材
セキスイハイム
グラスウール220mm
一条工務店
高性能ウレタンフォーム
空調システム
セキスイハイム
快適エアリー(熱交換換気扇)
冷暖房の快適エアリーにすれば、空調も花粉・PM2.5に対応した空調システムになります。
一種換気システム
ウォームファクトリーの場合は熱交換型第一種換気システムになります。
一条工務店
全館空調システム(ロスガード90)熱交換型
うるけあ(過湿機能)
さらぽか(冷暖)※東北地方では不採用
現在はロスガードうるけあが標準装備になっています(2020/05現在)
たぶん皆さん暖かさを求め、断熱性を確認して選ぼうとするのだと思います。
私の勝手な暖かさからの視点
セキスイハイム
床下に温水パイプなので一条工務店のように床材を剥がして修理という事もありませんし。パイプの劣化等も考えられますが、床材の下に入れている床暖房よりは安く修理が済ませられそうな気がします。
※難点は、すぐに暖かくはならない所。寒冷地仕様の鉄骨は厚みが通常の鉄骨よりずっと厚みがあるので暖かくなるまで時間がかかります。
断熱材は厚さがありますがグラスウールという事も気になります。
冷暖房快適エアリーに関しては、冷房も賄えそうなので魅力はありますが残念ながら電気代が怖い。
ずっとエアコンを付けていると考えると怖くないですか?
だからこそ太陽光パネルを強く勧めて来るのかなと思いました。
実際、冬にお伺いしたセキスイハイムオーナーのお宅では

暖房費を抑える為に今は床暖房切っています
という言葉や

うちもちょこ様のお宅と同じ大きさの家なんですが、1日家内が家に居て食洗器、1日何度も洗濯したり食洗器を使ったりしてるからだけど冬は電気代5万ちょっとですね。
なんて言葉がとても私には頭に残る言葉でした。
※極端に寒い地方に限る話し
一条工務店
雪が真横に吹きすさぶ地域で玄関から暖かいのは強い魅力です。
難点はシートフローリングという事と、どこも床暖房は入っている為に冬場でも野菜が腐りやすい。
よって生ごみの処理が冬場でも考えないといけない。
しかしながら24時間ずっと床暖房をつけっ放しで電気代も冬場月3万ちょっと。魅力的です。
鉄骨と木造ですし、他の部分で違いは沢山あるのですがそもそも比べるのは間違いなんです。全く違う商品を悩んでいると思った方が良いと思います。
構造や保証、アフター等も比べ始めたらどちらが自分達に合うかなんて決まりません。
木造は木造、鉄骨は鉄骨メーカーで悩むべき。
鉄骨には鉄骨の良さ、木造には木造の良さがあり、鉄骨でも木造住宅でも構造によっても大きく違うんです。
セキスイハイム寒いという書き込みも見かけますが、鉄骨だからこそ出来る大空間や大きな窓、吹き抜け等を採用すれば寒いと思います。
窓を大きく取れば、窓の周囲はどうしても寒気が感じられるでしょう。
そもそも一番悩んでしまう理由は
価格帯が同じくらいという事ではないでしょうか?
当初、38坪 パルフェnbjという積雪地帯専用の新モデルで契約直前まで行きました。
価格は値引き700万を勝ち取り、基礎、カーテン、エアコン、太陽光4k、ウォームファクトリー、外構150万等を含めた金額で3200万でした。(※磁器タイルは含まず)
※これはかなりの値引きが入っていますので、もう少し高いと思います。
現在、一条工務店では40坪。価格は3500万です(高額OP除くがタイルは含む)
一条工務店の方が坪数が大きくなったので差額はありますが、標準装備で色々付いている分、だいたい同じと思っても良いと思いました。
悩んでいる方はセキスイハイムの鉄骨の構造と一条工務店の木造の構造でどちらを選ぶかを考えるのも良いと思います。
何故なら、どちらも構造上の欠点(制限)があるからです。
他にも大きな違いはありますが、皆さんが悩む原因は、やはり暖かさの面かなと思います。
そんな私達は、セキスイハイムのアフターの良さ、スムストック、インテリア専門部門、鉄骨故の大空間や大きな窓を諦め、一条工務店の全館床暖房を選びました。
セキスイハイムの磁器タイルも凄く魅力的ですし、雪国で平らな屋根に太陽光パネルを載せられるのも諦めました。
なんにせよ、楽しく家づくりが出来て、建てたら楽しく住める家を目指して皆さん頑張りましょう!
次回からは、最初に書こうと思っていたセキスイハイムの話を連載しようと思います。
かなりツッコミ所満載なんで…。
馬鹿じゃね?と思いながら読んで貰えれば本望です。
ブログ村、微妙にやる気に繋がっているので是非ポチして下さ〜い
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